患者さんの気持ちに立った診療を
心がけています
当院は地域の眼科医として、ご来院される患者さんの気持ちに沿った診療をご提供することを心がけています。そのため、不安やお悩みを丁寧にお伺いすること、説明の際は専門用語を避けてわかりやすく話すことなどに努めています。
また、当院は小児眼科の診療も行っているので、お子さんの目の不調や疾患にも対応いたします。お子さんの気持ちを大切にするとともに、一緒にご来院されるご家族様のご不安にも寄り添います。
お子さんの診療ではこんなことに
心がけています
1.ご褒美目当てにするのではなく、出来たことを認める
お子さんにとって病院は緊張する場所です。そのため当院は、しっかり診療を受けられたことをまず褒めるようにしています。
お子さんは、認めてもらうことや褒められることで自己肯定感を高めていきます。診療後にご褒美をあげることでやる気を引き出す方法もあるかと思いますが、「物」で気持ちを動かすよりも、「しっかり褒めること」で成長を促し、自分自身の健康を大切にする気持ちを育むことがお子さんにとってプラスになると当院は考えています。
2.お子さんの「出来る力」を信じる
小児眼科として、親御さんによる症状の説明には日々助けられています。とはいえ、お子さん自身から症状を聞くことも非常に重要です。お子さんの話につたない部分があるとしても、お子さんが話そうとするときは、ぜひ一緒に聞いていただけるようにお願いいたします。
子どもたちは各年齢で出来る事が限られています。言葉で伝える事が出来ないお子さんは、その分、噓をつくことがありません。
最初は上手に検査ができなくても、成長していつかは出来るようになります。
当院はお子さんの「出来る力」を信じることで、話す力を伸ばし、自己肯定感を高めていけるように心がけています。
3.泣いてしまっても大丈夫
お子さんが慣れない場所に来て緊張するのは当然ですし、「目」を詳しく見られるようなことは日常ではありませんから、泣いてしまうお子さんがいるのは無理もないことです。そのため泣き止ませようとしなくても大丈夫です。
当院では、有無を言わさず、突然お子さんに検査を強いることはありません。
お子さんにもわかるように話すことや、出来たことを褒めるなどしてコミュニケーションを取りながら、検査や治療に意味があることを理解してもらうように接しますので、ご協力をお願いいたします。
院内の様子
医療機器設備
TOPCON社 視力検査機ミラクルチャート MC-4
機器説明内容
偏光液晶搭載の新しい視力表装置です。
液晶表示で、視標やコンテンツの切り替えがスムーズに行えます。
通常の視力表と異なり、指標が周りから見えないため、より検査に集中できます。
設置可能距離が小さくても測定できることから、座った楽な姿勢での検査が可能となりました。
検査目的
患者さんの現在の視力検査に使用します。
その他の機能として、映画をはじめ3Dに触れる機会が多い今、適切なコンテンツを搭載し、MC-4では立体静止画を表示させることができます。3Dの見え具合を確認することもできます。
TOMEY社 TL-7000
オートレンズメータ
機器説明内容
患者さんが現在ご使用されているコンタクトレンズ(ハード)や眼鏡の度数を測定する装置です。
検査目的
患者さんの適切な度数を測定するために使用します。
TOMEY社 マルチファンクション・レフラクトメーター MR-6000
機器説明内容
眼の基礎となるデータ(角膜のベースカーブ・角膜形状・角膜厚さ・視力度数・眼圧)を、席を移動せず測定できるので、検査時間が軽減できます。そのため、スムーズに検査を受けていただくことができます。
1台で多くの測定ができる複合器です。
検査目的
近視・遠視・乱視の検査や眼圧の測定や角膜の精密な形状の測定に使用します。
TOPCON社 角膜内皮細胞撮影装置スペキュラーマイクロスコープ SP-1P
機器説明内容
本装置は、角膜内皮の正確な診断が迅速かつ、容易に行える撮影・解析装置です。
コンタクトレンズによる角膜への影響があるかどうかも検査できます。
検査目的
角膜内皮細胞の状態を確認し、角膜の疾患や緑内障検査に使用します。
ハーグストレイト社
自動視野計オクトパス600
機器説明内容
緑内障の治療に一番有効なのは、早期発見と適切な治療、そして継続的な長期フォローです。
オクトパス600は、TFTモニタで刺激と背景を作成する新しい視野測定技術が導入され、
これにより明室での視野検査が可能となりました。キューポラベースまたは、投影タイプの視野計では不可能であったパルサーなどの複雑な刺激を呈示することができます。
検査目的
緑内障の早期検出と長期フォローアップに使用します。
Pulsar視野測定と、長期フォローアップのための標準的なwhite-on-white視野測定を1台に搭載できました。また、他の視野計よりも検査時間の短縮によって患者さんの検査負担を軽減いたします。
TOPCON社 3次元眼底像撮影装置 3D OCT-1(Type:Maestro2)
機器説明内容
3D眼底検査に使用します。
この機械はOCTと呼ばれ、Optical Coherence Tomography(光干渉断層計)の略です。眼球の一番奥にある網膜や視神経の検査ができます。
従来の眼底検査では、その表面しか見ることができず、平面的な検査でした。
しかしOCT検査は、赤外線を利用して、網膜の断面を画像化することによって、三次元的にとらえることができ、むくみの程度や出血の範囲や深さなどを精密に把握することができます。
検査目的
加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症など、さまざまな病気が発見できます。
また、緑内障の診断や経過観察にも有効です。
そして、専用アダプターを装着することで、角膜と虹彩(茶眼)の間の角度である隅角を観察することもできます。
TOPCON社 マルチファンクショントポグラフィーMYAH(マイヤ)
機器説明内容
MYAH(マイヤ)は、1度の測定で眼の奥行きを測ったり、角膜の形状の測定し、角膜曲率半径や角膜収差解析など様々な情報が得られ、近視抑制の早期発見や治療に繋げることに役立ちます。
その他、ドライアイ診断の指標となる検査なども可能です。
検査目的
小児の軸性近視を早期発見し、抑制治療に繋がります。 そのほか、円錐角膜等角膜形状にかかる疾患の診断などにも役立ちます。
ウェルチ・アレン社 WelchAllyn スポットビジョンスクリーナー
機器説明内容
屈折異常(近視、遠視、乱視)斜視をわずか数秒でスクリーニングできる機械で、生後6ヵ月以降の乳幼児から検査が可能です。
検査目的
網膜に光を当て、反射してくる光を解析することで網膜の画像が得られ、屈折異常や眼位異常の有無を調べることを目的としています。3歳半健診のスクリーニング検査に使われることも多いです。
当院の施設基準
当院は、厚生労働省が定める次の施設基準に適合している旨、厚生局長に届出を行なっております。
- (1)基本診療料の施設基準
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医療情報取得加算
- 初診時 1か月に1回 健康保険証:3点 マイナ保険証:1点
- 再診時 3か月に1回 健康保険証:2点 マイナ保険証:1点
明細書発行体制等加算 1点
医療DX推進体制整備加算 初診時に8点
夜間・早朝等加算
*平日の午後6時以降および土曜日の正午以降に受付の方は、基本診療料に次の通り上乗せされます。点数 窓口負担額(参考) 50点 1割負担: 50円 / 2割負担: 100円 / 3割負担: 150円 - (2)特掲診療科の施設基準
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ロービジョン検査判断料 250点
コンタクトレンズ検査料1 200点
*コンタクトレンズ装用のために受診の方の診療(眼科学的検査)に係る費用は次の通りです。
基本診療料 特掲診療料 初診料 291点 コンタクトレンズ検査料1 200点 再診料 75点
明細書発行体制等加算 1点- コンタクトレンズ装用のために受診の方であっても、診療内容により、異なった診療費用を算定する場合があります。
- コンタクトレンズ検査料を算定されたことのある方の基本診療料は再診料を算定いたします。
- 診療医師名:辻川 薫
- 眼科診療経験:平成5年から眼科診療
*上記について、ご不明の点は受付へご相談ください
令和6年10月1日 現在