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国民皆保険の事 1

みなさま、国民皆保険の事をどのようにお考えですか?内容をご理解いただいていますか?

今回少しシリーズ化してお話ししたいと思っています。

まずは、始まりから・・・

国民保険制度は1961年に制定され、国民がなんらかの公的医療保険に加入する制度であり、

医療を受ける機会を平等にするというのが、目的です。

皆さんが受診している病院や診療所は、届けを出して、「保険医療機関」として指定されており、

「保険医登録をした医師」が診療しています。

そして、皆さんが入っている医療保険は、①被用者保険 ②国民健康保険 ③後期高齢者医療制度 ④公的負担医療に分かれています。

案外、ややこしいですね。

①の被用者保険というのは、よく言う、社会保険という言葉と同義で、会社に勤めている方が入っている保険です。公務員や船員保険なども含まれます。

②は自営業の方や退職者、高齢者の方が入っている保険となります。

③は名前の通り、高齢者の中でも75歳以上の方が加入しています。なお、65歳から74歳で、一定の障害があると認定された方も含みます。

④は、こども医療証や医療扶助などのカテゴリーとなります。

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